今回は、Arduinoで電子工作を始めるための準備をします。
(Arduino以外で始めたい方はブラウザバック!)
・電子工作ではどんなことをするの?
・電子工作やってみたいけど何から手をつけたら良いかわからない
・最初に何を買ったら良いかわからない
といった方は大歓迎です!早速準備に取りかかりましょう!
・電子工作の流れ
・電子工作の最初に購入するといいもの
・プログラミング用のソフトのインストール方法
そもそも電子工作がなにかを知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。
電子工作の流れ
準備の前に、電子工作の具体的な流れを説明しておきます。
流れは以下の3ステップです。
1.材料を用意する
2.電気回路を組む
3.マイコンにプログラミングする
1つずつ解説します。
材料を用意する
まずは、材料を用意しないと話になりません。
電子工作をする上で用意する物は、以下の4つです。
- パソコン
- USBケーブル
- マイコン
- 電子部品(作りたい物に必要なだけ)
パソコン、USBケーブル
パソコンはプログラムを書くために必要になります。モデルなどは好みで良いと思います。
ご自身でお持ちの方なら改めて購入する必要はありません。
USBケーブルは、パソコンとマイコンを繋ぐために使います。
これが無いと、マイコンにプログラムを書き込むことができないためこちらも必須となっています。
マイコン、電子部品
マイコンは、電子部品を思い通りに動かすために必要なものでした。
私は、Arduinoというマイコンを使っています。
かなり有名どころのマイコンで、初心者でも扱いやすいマイコンとなっております。
(以下、マイコンのことをArduinoと呼びます。)
電子部品は、LEDやセンサなどのことです。
これは、そのときに必要な物を用意するといった形になります。
電気回路を組む
材料が用意できたら、回路を組んでいきます。
今回はやらないので、「まぁこういうことをするんだな」程度に知っておいてください。
やったことがなくても、見よう見まねでできるので心配無用です!
プログラミングをする
回路もできたら、ブログラムを書いていきます。
ArduinoはC言語ベースのプログラミング言語でプログラムを書くことができます。
C言語を学んだことのある方は、理解しやすいと思います。
C言語はやったことないし、そもそもプログラミング自体初めてという方も大丈夫です!
むしろ、プログラミングを経験できる良い機会です。
私のブログのチュートリアルでは、まったくプログラミングが初めてという方でも挑戦できるような構成になっています。
他にも、調べればプログラミングの情報は無限に出てきます。
プログラミングに関しては、慣れもあります。
なので、最初から完璧に理解できなくても、電子部品を動かして楽しんでいればそのうち分かるようになってきます。
なにを買ったら良いのか
電子工作の流れを確認できたところで、最初は何を購入すれば良いのかをお話しします。
ただし、マイコンは先ほど紹介したArduinoを使う前提です。
結論を述べると、スターターキットを買うことをオススメします。
スターターキットとは、Arduino、電子部品、USBケーブルがセットになっている商品です。
バラでいろいろ揃えるより、かなりお得になっています。
Arduinoはオープンソースといって、「他の会社で複製して売っても良いですよ~。」という許可が認められた製品となっています。
なので、純正と同じ機能を持った互換品というものがいろんな会社から販売されています。
互換品の方が価格が安く売られていることが多く、最初は「偽物か?」と疑ってしまう(私は疑ってた)のですが全然問題なく使う事ができます。
(互換品はがっつり作品中の画像で申し訳ないです…)
そんな互換品を採用した、Arduino・電子部品・USBケーブルがセットになった物が販売されています。
これを買えばしばらく遊べますし、バラでいろいろ買うよりもなかなかお得です。
私は、このセットがそんな良い物だと知らず、Arduinoの純正を買ったり、電子部品をバラで買ったりしたため、かなり高つきました…。
「いやいや、せっかくだし私は純正で始めたい!」という方も良いと思います!
そんな方はセットと純正を買うのもアリだと思います。
両方買うとArduinoを2個所持することになりますが、正直Arduinoは複数個所持していても全く困りません。
むしろ、ちゃんと工作しようとしたときは、片方で実験しながらもう片方で工作したりします。
さらに完成品を作ってしまったら、Arduino1個はその作品に固定されてしまいますからね。
・最初はスターターキットを買うのがオススメ!
・純正を使いたい方は、セットと純正を買うのもオススメ!
スケッチを書けるようにしよう!
Arduinoや電子部品をポチったら、プログラムを書けるようにしておきましょう。
Arduinoを動かすためのプログラムをスケッチと呼びます。
なので、これからスケッチという単語が出てきたら、プログラムの事だと思ってください。
スケッチを書くためには、ソフトをインストールする必要がありますので、今からそれをやっていきます。画像を見ながらやってみてください!
1.Software | Arduinoを開く
2.自分のパソコンにあったオプションをクリック
3.寄付するかしないか選んでダウンロード(してもしなくてもどっちでも良いです)
…私はしませんでした。
4.ダウンロードしたものを開く
5.「同意する」をクリック
6.「現在のユーザーにのみインストールする」にチェックを入れ「次へ」をクリック
7.インストール先を選んで「インストール」をクリック(画像で空白の部分にはもともと何か入力されていると思うのでそのまま「インストール」でOK)
8.待ちます…
9.「Arduino IDEを実行」にチェックして「完了」をクリック
10.インストール完了
このような画面が表示されれば、インストール完了です。
私はすでにインストールしてあったため少し表示が違うかもしれません。
手順の9.の後にセキュリティ警告が表示された場合は、アクセスを許可してもらって大丈夫です。
最後に
今回は、電子工作のやり方の確認と、購入品、ソフトのインストールまでやりました。
結構内容が盛りだくさんだったかもしれません。
ここまで準備できた方は、いよいよ電子工作のスタートです!
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